倫理の本棚ブログ

倫理研究所の出版物をご紹介します。

生きぬく力

皆さんはじめまして。
今日からスタートする本ブログでは、
倫理研究所の出版している書籍を中心に紹介していきます。

 

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『生きぬく力』
丸山敏秋著
新世書房/定価¥1,000(税込)
B6判 264頁

 

今の日本はさまざまな問題を抱えています。
経済の問題、教育の問題、エネルギー問題などが複雑に絡み合い、
閉塞感に包まれている現代社会。


問題解決の糸口が見えない今だからこそ、
〝生きぬく力〟を養うことが何よりも大切だという思いから、
著者は本書を上梓しました。
三部構成で、大先達の生き方や、
日常生活における実践のヒントを示します。

沙漠緑化に命をささげた農学者「遠山正瑛」博士や
伝説のピアニスト「ルース・スレンチェンスカ」氏を紹介しながら、
その人柄や歩んでこられた人生に学ぶ第一部。


月刊誌『新世』の巻頭言をテーマに沿って厳選し、
18の生きぬく力を養うヒントを示した第二部。


第三部では、著者がふたりの若者と対話しながら、
「自由」をキーワードとして、
激変する時代を生き抜く上で、
真剣に対峙すべき諸問題について考察します。


現状を打破し、生きぬく力を養いたいと願うすべての人へ、
ぜひおすすめしたい一冊です。



《目次より》
第一部 たくましい先達の生き方に学ぶ
 やればできないことはない―遠山正瑛の気骨
 1「地球倫理」の森を創る
 2気骨あふれる農学者
 3恩格貝の奇跡
 4信念と理想に生きる
 5「愚公」のごとく
  音楽は勇気を与える―ルース・スレンチェンスカの情熱
  1わがピアノ体験
  2伝説のピアニストを知る
  3よみがえった巨匠
  4醍醐桜の奇跡
  5幻の巨匠に魅せられて
  6霊峰富士への奉納演奏

第二部 生きぬく力を養うヒント
 1ああ、おもしろいな
 2あきらめない
 3人生も塩加減
 4信じて受け入れる
 5一貫して怠らず
 6わからないからおもしろい
 7小さなチャレンジ
 8「時の力」を意識して歩む
 9一歩ずつ登る
 10絶対受容の構え
 11「生涯青春」の心意気
 12〝喜ぶ〟という才能
 13まっすぐに生きる
 14澄んだ心で見つめる
 15心の倹約
 16心の根をはぐくむ
 17思考停止から抜け出そう
 18よみがえるいのちの輝き

第三部 激変する時代をどう生きるか―「自由」をめぐる若者との対話
 非常時における「つながり」の再発見
 人を殺す自由はあるのか
 近代文明について考える
 迷惑をかけなければいいのか
 行き詰るグローバル資本主義
 日本の人口激減
 自由と規範をめぐる問題


表紙を飾るのは、
倫理研究所が中国の沙漠に毎年緑化隊を派遣し、
32万本を超える植林により創成した「地球倫理の森」です。

 

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