秋津書道テキスト 入門解説篇
皆さんこんにちは。
今日ご紹介する本は、
『秋津書道テキスト 入門解説篇』です。
『秋津書道テキスト 入門解説篇』
秋津書道会編
新世書房/定価¥1,500(税込)
本書は「秋津書道会」において、
書道入門書として広く活用されています。
「秋津書道会」は昭和13年10月に、
倫理研究所の創立者である丸山敏雄(雅号:竹陵)が創設。
書道によって生活を浄化し、個性を発揚し、
日本をよくすることをめざしています。
現在の会員数は全国約4,500名。
また、遠くアメリカ・ロサンゼルスやブラジル・サンパウロでも、
日本の伝統文化を学ぼうと、書道に励んでいます。
本書は書の心構えから道具の揃え方、
楷書から草書までの基本筆法、書道の歴史などを、
初めて筆を持つ方にもわかりやすく丁寧に、
図解や写真を多用しながら解説しています。
パソコンやスマホの電子文字に頼り、
知らない漢字も簡単に検索できる昨今は、
お礼の手紙ですらタイピングという、
ちょっと寂しい世の中です。
「自筆の手紙を書きたいけれど、上手に書ける自信がない」
「宛名だけでも筆で書けたらいいな」
「やっぱり手書きって、あったかいな」
そんな思いを持たれる人も多いのではないでしょうか。
これから書道をはじめる方や、
字を上手に書けるようになりたい方は、
ぜひ本書を開いてみてください。
本書を通して、より多くの人が書を学ぶことの楽しさや素晴らしさに触れ、
豊かな心を育み人間性を高める書の世界を味わっていただければ幸いです。
《目次より》
第1章 書道の心
1 書道への招待
2 竹陵の書道の心
第2章 書道の用具
1 書道用具の扱い方
2 姿勢と執筆
3 用具の後始末
第3章 基本筆法
楷書の基本筆法
行書の筆法
草書の筆法
露鋒と蔵鋒
第4章 書道の歴史
1 中国の書の歴史
2 日本の書の歴史
第5章 竹陵の書道の世界
書から見た丸山敏雄
心画の道を歩む
本書はB5判(83ページ)と比較的大きめで、
とても読みやすいと好評です。
倫理研究所ホームページ内
「倫理の本棚(オンラインストア)」で販売しています。