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倫理の本棚ブログ

倫理研究所の出版物をご紹介します。

蘇るこころとからだ―病気がくれた贈り物

夫婦・家庭 疾病・健康 体験記

皆さんこんにちは。

今日は『蘇るこころとからだ―病気がくれた贈り物』をご紹介します。

 

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『蘇るこころとからだ―病気がくれた贈り物』
田中範孝著
新世書房/定価¥1,000(税込)
B6判 242ページ

 

「病気は『宝の山』である」と聞くと、
皆さんはどう感じられますか。


鼻風邪や魚の目程度のものから、
高度先進医療を必要とするものまで、
「病気」といってもさまざまあり、ひとくくりで捉えるのは難しいですが、
いずれにせよ厄介で苦しいものだと誰もが考えるのではないでしょうか。


病気のもたらす不快な痛みや、
いい知れぬ不安に直面するとき、
人は早くその苦痛から開放されたいと願うものです。
 
しかし、著者はいいます。
「病気は『宝の山』であり、
ほとんどの人はそれと気づかずに引き返している」と。
そして、「苦痛こそ、鬼の面をかぶった応援団」だとも。


倫理研究所では「病気は生活の赤信号」と説いています。

不自然な生活態度や習慣、
持ってはならない心意の反映が病気であり、
いい方を換えれば、
その気づきを本人や家族に知らせてくれる病気は、
ありがたいメッセージともいえます。


病気からのメッセージを読み取り、
それぞれの生き方にいかに反映させていくか。
その大切さを伝えることが本書のテーマになっています。


悪性リンパ腫」「肝臓癌」「肺気胸」「子宮筋腫」「膠原病」「先天性疾患」と、

本書には実際に難病を患った方々や、
生まれながらに疾患を背負った方が登場します。
なかには余命2年と通告された人もいます。


その方々が、どのように病気を受け止め、
周囲の人々と心を通わせ、
どのような生活を送ることで病を克服することができたのか。
そこには、心を震わさずにいられないドラマがあります。


人生を輝かせ、人生に深い喜びをもたらす病気の真相を、
今病床にある人たちや、
病人を抱えている人たちに伝えたいという思いを、
著者は本書に著しました。 ぜひ、ご一読ください。
 

 この本は、病気を治すための本ではありません。病気にかからないようにするための本でもありません。病気のすばらしさを伝える本です。病気をして情けないと思っている人に、そんなことはないよといってあげたいのです。こんな病気になってと悔やんでいる人に、きっとすばらしいメッセージが潜んでいるよ、と耳打ちしてあげたいのです。本人以上にうちひしがれている家族に、身近なあなたの元気が大切だよ、と励ましてあげたいのです。(「あとがき」より)

 

《目次より》

第1話 独りじゃない 悪性リンパ腫

 「苦しまずに逝きたいです」
 こころを開けない癖
 寒風の中の墓参
 「えーっ、ほんとうかい」
 玄妙ないのちの輝き

第2話 酒と涙と 肝臓癌

 「あんた、2年の命だよ」
 浪花女の心意気
 寂しい過去
 鮮やかな変身

第3話 板ばさみ 肺気胸

 病気が発する家族へのメッセージ
 姑を受け容れられない
 本音でぶつかる
 肺が膨らみ始めた

第4話 負の原点 子宮筋腫

 患者と医師の二人三脚
 赤ちゃんの頭より大きい筋腫
 女性の優しさのシンボル
 小さくなった筋腫

第5話 母娘二代 膠原病

 娘の妊娠、そして結婚
 病名は全身性エリテマトーデス
 涙の交流
 前進するためのさわやかな詫び

第6話 徳と罪 先天性疾患

 生まれながらの難病を背負って
 治っても車椅子になる  
 「先祖の陰徳のお蔭です」

第7話 美点 罪悪感

 さまざまな気づきをもたらす病気
  「まこて、ぐらしかー」
 病気になってよかった!
 健康な罪悪感と不健康な罪悪感
 死は一つの生の終わり

 

※本書は現在販売しておりません。(2016.10.17記)

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