倫理の本棚ブログ

倫理研究所の出版物をご紹介します。

新世(2016年5月号)

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倫理研究所/¥200
A5判 112頁

 

月刊誌『新世』は倫理研究所が発行する生涯学習総合誌です。

「なごやかな家庭をつくる」をベースとして、
生活の指針を示す「新世言」、
苦難は幸福の門を実証する「体験記」や、
毎月、時代に即した「特集」を掲載しています。
家族や親子のつながりを考え、
地域や職場で輝いて生きるヒントをお伝えします。

5月号の特集は、「一日一回の威力」です。

「継続は力なり」「点滴石を穿つ」などの言葉からも、
継続の大切さがわかります。
それでは、どうしたら続けられるのか。

ポイントは〈今日一日だけ〉と決意し、
それを実行することです。
〈今日一日〉の繰り返しが未来となります。
実践の継続が自身を成長させるだけでなく、
境遇や周囲の状況にも大きな変化をもたらすことを、
倫理研究所の会員3名による「体験レポート」を通してお伝えします。

特集の「まとめ」に掲載された内容の一部を紹介します。

 純粋倫理の実践は「純情(ふんわりとやわらかで何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心)の心境を目指します。
 では、どうしたらこの心境をはぐくむことが出来るのでしょうか。それは、「わがまま」を捨てるということにつきます。
 (中略)本特集で登場した三名は、神社の参拝、日記をつける、清掃、はがきを書く、朝礼など『一日一回』の実践に取り組みました。三人に共通しているのは、自分自身を俯瞰してわがままを改め、どんな状況であっても、決めたことを決めた通りに淡々と行なったということです。『一日一回、決めたことをする』のは、わがままを取り去り、周囲の人たちや状況への順応力を磨くためにも大切な実践です」

 

「まとめ」では、ほかにも上達の秘訣は繰り返しにあることや、
一貫して続けることの効用や継続のポイントを、
倫理研究所が発行している『万人幸福の栞』を紐解きながら解説しています。

丸山敏秋理事長による巻頭言「新世言」では、
「『身になる』能力を高める」と題して、
相手の身になり、思いやる心を育成することの大切さについてわかりやすく述べています。
激動の時代を経て今なお気骨溢れる人生を歩む人々を紹介する「気と骨」では、
前回登場した中谷健太郎氏(由布院温泉亀の井別荘相談役)と並んで
由布院温泉を観光名地にした立役者である、
溝口薫平氏由布院温泉・玉の湯会長)を紹介しています。

若い世代から高齢者まで、
幅広い読者の方々にご愛読いただいている『新世』は、

毎月1日に発行しています。
ぜひ、ご一読ください。

 

《目次より》

巻頭言
・新世言「『身になる』能力を高める」丸山敏秋(倫理研究所理事長)

巻頭連載
・気と骨―歩み続けるひとびと[74]-溝口薫平氏(82)(玉の湯会長)

特 集
・一日一回の威力

体験レポート
・二十年の活力朝礼と、八年のトイレ清掃
・一日一通、両親へ語りかけるようにはがきを送ります
・「今日もできた」。自信は自立へとつながった

連 載
・つなぎ、拡がる倫理運動[23]-「教育創生フォーラムin横浜」
・明日へのエール[17]-「武士道に息づく日本人の生き方」
・わくわく子育て親育ち[5]-「可愛い子には、お手伝いをさせよう」
・にっぽん名勝紀行[5]-「風薫る大山山麓」山梨勝弘(風景写真家)
・摘んで、味わう野草帖[5]「タンポポ」「ヨモギ」岡 田恭子(料理研究家
・世界一期一会[5]-「インドそのⅡ」三井昌志(写真家)
・昔むかしの物語[17]-「しろかき地蔵さま」すずき大和(絵本作家)

 

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