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倫理の本棚(倫理研究所の出版案内)

倫理研究所の出版物をご紹介します。

新世(2017年1月号)

月刊誌 体験記 やさしい倫理・実践

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倫理研究所/¥200
A5判 112頁

 

「一年の計は元旦にあり」というように、
新年を迎えるにあたり、
《新しいことにチャレンジしたい! 》
と願う方も多いのではないでしょうか。

そこで、1月号の特集は「チャレンジしよう」をテーマにしました。
「新に挑む」にはどの様な視点が必要で、
どのような心を培えばよいのか、
倫理研究所研究員による対談をはじめ、
登山愛好家の佐々木茂良さん、歌手の秋元淳子さん、
地雷問題解決をめざし平和教育の講演活動に携わる
鬼丸昌也さんの体験レポートを通してお伝えします。

 

「途中で疲れて座り込んでしまう子供もいます。中には、『どうしてできないの! 』と叱る親御さんもいますが、まずは過程を褒めてあげて欲しい。〈やってみよう〉と挑戦することに意味があるんだから。富士登頂じゃなくてもいいんです。人にはその人が夢中になれるものが何かあるはず。たとえ失敗しても、その経験は、必ずどこかで活きてきます」(佐々木茂良さん)

「工夫次第で時間はつくれます。諦めず努力を続ければ、周囲の人も応援してくれるのではないでしょうか。私も、家族、助言してくださる方、多くの人のお陰で今までやってこられました。(中略)感謝の心をもち、心から願い続ければ必ず伝わり、道も開けていくように感じます」(秋元淳子さん)

誰でも最初の一歩を踏み出すときは不安があるものです。最初の一歩は小さな一歩でもいい。小さな一歩なら、万一うまくいかなくてもやり直しができます。まずは目標までの工程を細分化し、できることからコツコツと積み重ねる。そうすればどんな目標もクリアできるのではないでしょうか。(鬼丸昌也さん)

 

連載の「新世言」では、国や自治体の施策として、
支援の重要性が叫ばれ始めている「家庭教育」について、
陥りやすい間違いや注意しなければならない点、
忘れてはならない点について、
「薫化」や「共育」という視点に立って提言しています。

長年「体験記」のタイトルで読み継がれてきた会員手記は、
本号から「実践の軌跡」と名称を変え、解説が付記されています。
また、「美しきあきつしま」「古典を旅する」「和食のある食卓」など、
日本の伝統や文化を基軸とした新企画も登場しています。

ぜひご一読ください。

 

《目次より》

巻頭言
・新世言「家庭教育を推進するために」丸山敏秋(倫理研究所理事長)

巻頭連載
・歩み続けるひとびと「気と骨」(82)-加藤源重(福祉工房あいち理事長)

特 集
・チャレンジしよう

  ・トーク「真に豊かな時代の創造に向かって」
  ・レポート①「頂への道も一歩から」佐々木茂良(登山愛好家)
  ・レポート②「思い切って枠を外して可能性を広げよう」秋元淳子(歌手)
  ・レポート③「自分にしかできないことは必ずある」
         鬼丸昌也(認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者)
新連載
・実践の軌跡「楽しい笑い声が我が家の財産」「妻の助言に込められた深い思い」

・美しきあきつしま「人吉・球磨」
・古典を旅する「古事記を読み解く」安田登(能楽師
・大地に生きる「リス」宮崎学(写真家)
・心とからだのすこやかライフ「姿勢をチェックしよう」北条みゆき(エッセイスト)
・私の家族「父がいて母がいて」椎名誠(作家)
・身の丈ライフ「衣・食・住」いしぐろゆうこ(イラストレーター)
・和食のある食卓「粥に十徳あり」藤井まり(精進料理研究家)

連 載
・明日へのエール(25)「国と国をつなぎましょう」
・グローバル時代の倫理運動(3)「台湾・中華民國倫理研究学会①」
・わくわく子育て親育ち(12)「祖先を敬う姿勢は、率先して示しましょう」
・親と子のページ(6)「ようこそ!『子育てセミナー』へ」家庭倫理の会八幡
・切り紙遊びの十二カ月(13)「鏡餅」イワミ*カイ(ハンドクラフト作家)

 

定期購読及びバックナンバーも購読できます。

倫理研究所ホームページ内
倫理の本棚(オンラインストア)」よりお申込みください。

戦士の道と純粋倫理 倫理文化研究叢書2

純粋倫理を深く学ぶ

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高橋 徹著
倫理研究所/¥3,500
A5判上製 366頁

 

著者は、アメリカの文化人類学者カルロス・カスタネダ(1925~1998)の著作に、
長年にわたって親しんできました。
カスタネダ著作の多くは、北米先住民の末裔にあたる、
ファン・マトゥスを中心にして展開されるルポタージュであり、
北米・南米のサブカルチャー研究に、少なからず影響を与えたといわれます。

本書は、著者がその原書と翻訳書を30年にわたり行き来しながら研究した、
ファン・マトゥスの思想及び
メキシコのシャーマンに受け継がれる知の体系である「戦士の道」と、
「純粋倫理」を比較検証しながら、
それぞれの本質に光を当てることを意図しています。

 

 もう少し総合的に、この二つの体系の共通性や相違について、整理してみることにした。

 この際の方法論は、次のようなものである。すなわち、前者の「戦士の道」の解説を試み、それをもとに純粋倫理を構成する内容や細目を照らし出す――それにより、純粋倫理に対する新しい見方や、その現代的な価値や意義を問い直すという方法だ。(中略)

 このようにして、戦士の道と純粋倫理の二つを対比させることによって、単独では見出せなかったそれぞれの本質を、素顔を、引き出すことが本書の目指すところである。(序章「本書の意図」より)

 

宇宙と人間の関係性、肉体とエネルギーの関係、
心の状態と肉体の関連性、苦しみに対するとらえ方、
性の神聖さと夫婦の一致など、
11項目に章立てして、戦士の道と純粋倫理の接点を探ります。

 

 われわれの小我は日常的な社会生活の中で育まれた「肉体と自分を同一視する自我」である。あるいは「肉体の中にいる小さな私」である。メキシコのシャーマニズムは、この小我という仮面をはずし、別な第二の仮面をつけることを目的とすると言う。では、第二の仮面とはどのようなものか? それは、大我―小我という図式をもとにして言えば、おそらく大我との関連で見出される「私」である。
 このようなメキシコのシャーマンたちの考え方は、敏雄の述べる「名代の倫理」に極めて近い。敏雄は、小我と大我をそれぞれ「内なる自分(内の私)」と「外の自分(外の私)」と呼び、次のように述べる。

 内なる自分は、もって生まれたどうすることも出来ぬ自分であって(中略)、きじ(生地)であるから、どうしようもない。(中略)こうした地質は取り替えがきかぬ。
 外の自分は、自由である。ひろい、やわらかい、たやすく変わる。(中略)

 こうした自由自在で、どうにでもなれる外の私が、うちの私と入れ代わる。なりたいもの、ありたいものに入れ代わる。これが「名代の倫理」の基礎である。
 新しい倫理の実践は、一にすなおの一本路を前進して、ことごとに内の小我をすて、己以外の偉大者につく道ゆきである。

(第十一章「外皮とツミの皮」より)

 

世界地図において、
日本を東の端とすれば、北米・南米大陸は西の端です。
数千年にわたり遠い異国で伝承されてきた知識や技術と、
70年にわたり日本で実践・実証されてきた生活法則との共通点とは何か。
現代人にも寄与する普遍性の根本はどこにあるのか。
倫理文化学の構築へ向けて、
新たな探究の入り口を示します。

 

《目次より》
序論 
第一章 宇宙は光の繊維に満ちている
第二章 「エネルギー」の観点から考える
第三章 「個人的な力」について
第四章 我慢と忍耐
第五章 苦しみに対するとらえ方
第六章 性の神聖さと夫婦の一致
第七章 完璧さと生活の緊張
第八章 二つの心と二つの体
第九章 反復と恩
第十章 「内部の対話」と「沈黙の知」
第十一章 外皮とツミの皮
あとがき

 

倫理の本棚(オンラインストア)」にてご購読いただけます。

おおきくなあれ りんりの育児③ 幼児編

やさしい倫理・実践 子育て

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倫理研究所
新世書房/定価¥1,000(税込)
A5判 56頁

 

「りんりの育児」シリーズ第3弾は「幼児編」です。
少しずつ行動範囲も広がって、
活発に動き回って遊ぶ幼児期の子供たち。
怪我をしないか、服を汚さないかと、
見守るお母さんはハラハラドキドキ。

また、好き嫌いの意思表示をハッキリと示したり、
「あれは何?」「これは?」と、
身近な色んなものに関心を寄せはじめるのもこの時期の特徴です。
遊び、しつけ、人との関わりなどをどの様に教え、
子供の病気や失敗とどう向き合えばよいのか。

幼児期の子育てにおける親の心構えを、
色鮮やかなイラストを添えてお届けします。

 

お手本は親

「守ってもらいたいこと」が習慣になるように、
はじめは一緒に、手を貸しながら、
10回、20回、1ヵ月、2ヵ月……と
長い目とおおきな気持ちで、
こどもがわかるように繰り返し教えましょう。
こどもは、親をお手本にしています。
「例外」や「特別」はなるべくつくらないように、
一貫した態度でのぞみましょう。
きぜんとした態度も時には必要です。
たとえば、歯みがき。
昨日はしたけれど、今日はしない、というのは、
理由はどうであれ、好ましいことではありません。
両親の決めたことが、動いたり変わったりすると、
こどもは混乱するばかりで、何も身につきません。
こどもは、お母さんの一貫した姿勢、態度に納得し、
安心するものです。
そして、「こういうことをするのは、いけないことなんだ」
という善悪の判断ができるようになり、
道徳心や、すなおな心が育っていきます。

幼児の7つの手はじめ

1.早寝・早起きの生活リズムをつくりましょう。
2.清潔を心がけた生活習慣を身につけましょう。
3.食事は楽しく、できるだけ家族そろっていただきましょう。
4.ほがらかに、元気な声でお返事を。
5.遊び終わったら、きちんとお片付け。
6.家族そろってあいさつの習慣を(おはよう・おやすみなど)。
7.トイレトレーニングは、ゆっくりゆっくり。
  おねしょ・おもらしは、気にしない、あせらない、
  他の子と比べない。

これらの習慣を、こどもの発達段階に合わせて、
あせらず、ゆっくり、根気よく養っていきましょう。
幼児期に身についた宝はなくなることはありません。
忘れているようでも、いざという時にかならず表われ、
わが身を助けます。
美しい習慣はこどもへの最大の贈りものです。

 

子育ては、いつの時代でも重要なテーマです。
子を持つ親のだれもが、
子供と過ごす楽しさや喜びを味わう反面、
悩んだり不安になったり、といった経験があるのではないでしょうか。

本書は、倫理研究所の創立者・丸山敏雄の育児法を、
現代の若い両親に理解していただき、
活用されることを願ってアレンジし、まとめたものです。
お父さんお母さんの心の支えとなれば何よりです。

 

《目次より》

遊び
・ふれあう

・汚しても
・こども同士のトラブル

家族のつながり
・夫婦仲良く

・祖父母の存在
・弟・妹の誕生
・ゆたかな人間関係を

しつけ 急がず、あせらず、根気よく
・ゆっくり、ゆっくり

・お手本は親
・家族で楽しい食卓を
・こどもの「なぜ?」「どうして?」
・心を受けとめて
・幼児の7つの手はじめ

こどもの病気
・今、これからを見つめる

子育てに苦しさを抱えていたら…
・苦しさの根っこは…

・心をひらく
・失敗の向こうに光が

 

倫理研究所ホームページ内、

倫理の本棚(オンラインストア)」でご購読いただけます。

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