倫理の本棚ブログ

倫理研究所の出版物をご紹介します。

新世(2016年9月号)

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倫理研究所/¥200
A5判 112頁

 

『新世』は生涯学習総合月刊誌です。
生活の指針を示す「新世言」や、
苦難は幸福の門を実証する「体験記」、
読者からの相談に答える「こちら生活相談室」などを通して、
家族や親子の関係を深め、
地域や職場の人間関係をよりよくするヒントをお伝えしています。

9月号の特集では、
日本一の長寿県である長野県に住む40代から70代の男女5名にお集まりいただき、
「すこやかな心と身体」を保つ秘訣について伺いました。
日本は世界に誇る長寿国ですが、
国民一人あたりの医療費が年々増加するなど、
「平均寿命」と「健康寿命」の差は広がる傾向にあります。
どうすればいつまでも健康に暮らすことができるのでしょう。
生活スタイルや自然環境、食生活、日頃の心がけなど、

心と身体の関係(心身相関)をもとに様々な角度から見つめます。

 

「自分自身が明るく暮らしていなければ家族の健康も保てないかな、と思います。(中略)毎日一回は家族で笑いあえる時間を意識的に作っています」


「夫や6歳と3歳の子供と一緒に食卓を囲むのが、家族の健康を維持するための大切な一場面だと思っています。なので、幸い子供たちも、病気知らずです」


「一ヶ月に一週間ぐらい新聞の集金係をやらせてもらっています。それは足腰が弱らない予防にもなっているんです」


「我が家では、味噌味の漬物や野沢菜がご飯のおかずです。漬物がないとご飯が進みません」


「我が家の食卓も肉三割に対して、野菜が七割くらいの比率です。子供たちも野菜とか、苦手な食べ物を克服しなければならない年齢なので、工夫して食べさせるようにしています」


「まず喜んで働くことです。これはもう一番に心がけています」

 

健康につながる“歩き方の基本”について、
日本姿勢改善ウォーキング協会の山﨑美歩呼理事に寄稿いただきました。
正しい姿勢のチェック方法やウォーキングエクササイズのやり方を、
イラストつきで分かりやすく解説しています。

 

立ち方、歩き方を変えるだけで心身ともに健康になります。正しい姿勢をとると筋肉量も増えますし、内臓も本来あるべき位置に収まり活性化します。体温も上昇し、基礎代謝量や免疫力もアップします。しかも幸せホルモン・セロトニンも増えるのでくよくよしなくなります。

 

連載の「わくわく子育て親育ち」では、
子供に愛情を伝える大切な親の実践として、
“大好き抱っこ”の効用についてお伝えします。
「暮らしの道しるべ」では、
生活をよりよくするための“今月のポイント”として、
親祖先の話を子に語り伝える実践についてお伝えします。

 

そのほか、先月号に引き続き、
5月28日に熊本市で開催された「くまもと元気モーニング」より、
2名の経営者の震災体験談を掲載しています。
ぜひご一読ください。

 

《目次より》

巻頭言
・新世言「紀尾井町を新たな拠点に」丸山敏秋(倫理研究所理事長)

巻頭連載
・気と骨―歩み続けるひとびと[78]-大山泰弘(83)(日本理化学工業会長)

特 集
・すこやかな心と身体

  ・座談会「常日頃から心がけているのは、喜びの働きと食生活への配慮」
  ・歩き方の基本「歩く時間を筋トレタイムに」山崎美歩呼(日本姿勢改善ウォーキング協会)

熊本地震の報告

連 載
・活路は足もとにあり[6]-「仕事の意義を見出す」丸山竹秋(倫理研究所会長)

・こちら生活相談室-「姉ともっと仲良くしたい」「早く跡継ぎが欲しい」
・明日へのエール[21]-「相手の思いを受け止めるには」
・わくわく子育て親育ち[8]-「子供のすべてを受け入れ、包み込む愛情を」

・親と子のページ[4]-「ようこそ!『子育てセミナー』へ」
・体験記
 -「信じて励ます、子育ての極意」「生活の筋道に添って暮らす、私たち家族」
・にっぽん名勝紀行[9]-「黒潮流れる足摺岬」山梨勝弘(風景写真家)

・摘んで、味わう野草帖[9]「サンジソウ」「ハギ」岡田恭子(料理研究家)
・世界一期一会[9]-「インドその6」三井昌志(写真家)
・昔むかしの物語[21]-「ねずみ浄土」すずき大和(絵本作家)
・味力ある一冊[43]-「ラーメンとの遭遇」北大路君子(エッセイスト)

 

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