通い合うこころ-8人の介護メッセージ
皆様こんにちは。
今日は『通い合うこころ-8人の介護メッセージ』をご紹介します。
『通い合うこころ―8人の介護メッセージ』
倫理研究所編
新世書房/定価¥500(税込)
少子高齢化社会と言われて久しいですが、
遅かれ早かれ誰もが直面するであろう課題に、
親や舅姑、夫や妻の介護があります。
介護と聞くと、どんなイメージをもつでしょうか?
年老いた両親や、病気を抱えた夫や妻の世話ともなれば、
どうしても辛く重たいイメージが先行しがちです。
確かに、実際は想像以上に辛く大変なことがたくさんあるでしょう。
今現在、そうした介護に心を悩ませている方々も少なくないでしょう。
苦しみは察するに余りあります・・・。
元気だった夫を襲ったアルツハイマー病、
女手ひとつで育ててくれた母親が認知症に、
突然難病を患ったお舅さん、
加齢により病状が悪化したお姑さん・・・。
身内に「介護」が必要になったとき、
夫は、妻は、子は、家族は、
どのように介護と向き合い、
要介護者を支えてゆけばよいのでしょう。
本書に登場する人々に共通していることは、
純粋倫理の実践に取り組む中で、
介護に臨む心が明るく軽やかに変化していき、
相手を思い遣る真心が介護される側にも伝わり、
苦しみや悲しみが氷解して、
温かな愛に包まれていくこと。
介護が耐え忍ぶだけのものでなく、
介護をする側とされる側の双方にとってかけがえのない時間となり、
心を通わせ喜びを分かち合うことができること。
まず自分(介護者)が救われ、
同時に要介護者が救われ、
家族の絆を深めることができる介護があることを、
8家族の実践手記を通してお伝えいたします。
《目次より》
第一章 舅姑の娘として
舅が遺したメッセージは「家族、仲良くな」
お姑さん、いつまでもあなたの娘です
〈お世話させていただきます〉の心境で
第二章 根元につながる
お母さんの子供でよかった
頼り頼られ、自然体で母に尽くす
父と真剣に向き合った三ヶ月
第三章 夫よ、ありがとう
〈夫の杖になろう!〉亡き舅姑に誓った朝
受けきる喜びに包まれて
持ち運びにも便利なサイズ(B6判)です。
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